秋の鳳凰三山 癒しの絶景を満喫
秋分の日に、
青木鉱泉からドンドコ沢を登り
鳳凰三山日帰り縦走に行ってきました。
お山は登山部でしか行ったことがなかったけど
今回は初めて、ランチで偶然居合わせた
初心者メンバーだけで行くことに。
どこの山に登るかの打ち合わせが
日程合わず先延ばしになり結局できず、
直前にトシ隊長のアドバイスで
鳳凰三山に決定。
ネットやYouTubeで下調べしたところ
日帰り縦走は相当きつそうだったので
急遽ベテランのくすやまさんをお誘いし、
言い出しっぺの長チンと、かのっち、私という
珍しい即席メンバー4人で挑むことに。
こちらがそのYouTube情報↓
YAMAPで登山計画を立ててみたら
日暮れ前に下山するには
コースタイムの×0.7じゃないとダメみたい↓
累積標高2,000メートル以上もあるけど
ほんとに大丈夫かなと不安に思いつつも、
基本、楽観主義なので
「YouTubeでも女子ひとりで日帰りできてるから
うちらなら体力あるし大丈夫でしょ」
と思ってました…。
かのっちCarからくすやまCarに乗り換えたり
青木鉱泉までの道が狭くて徐行しかできなかったり
落石したばかりの小石を見つけ怯えたりしながらも
予定通り7:00に青木鉱泉をスタート!
青木鉱泉からのルートはせせらぎを聴きながら
小川を何度も渡り、川とともに登っていく。
川渡り、楽しいし涼しいし気分最高!
鳳凰小屋までの登山道どんどこ沢は
いくつもある滝が魅力のひとつ。
すれ違った登山者に絶対見たほうがいいと言われ、
少しコースを外れることになるけど
急遽、五色の滝の滝壺近くまで降りていくと
マイナスイオンたっぷり!
気持ちよさMAX‼︎
岩に寝転ぶと滝の上に雲ひとつない青空。
花崗岩の真っ白い岩も相まって
日本じゃないみたいな景色でした。
コースから外れて滝を満喫したり
登山部では一度もしたことがない
途中座っての休憩を挟みながら登ると、
鳳凰小屋に到着した時点ですでに
予定より30分くらいの遅れ。
予定にない五色の滝で、はしゃいだからねー。
登山部とは違いみんな楽観的だからなのか
なんとかなるよー、のんびり行こう!と
日本庭園のような森や急登をぼちぼちと登る。
さらに砂地の急登に悪戦苦闘して
やっとの思いで1座目の地蔵ヶ岳に到着!
オベリスクの真下まで登って、
美しい甲斐駒ヶ岳を眺めながらランチ。
初の山頂カップラーメンを堪能。
ちょっとお湯がぬるかったけど
それを上回る絶景を見ながらのカップラは
下界で食べるのとはまた違った美味しさが。
この時点で予定の1時間遅れくらいだったけど
まだまだ焦る気持ちもなく再出発。
次の観音岳を目指す稜線は、
真正面に見える富士山に向かって歩き、
南アルプスの雄大な山系を右手に、
左手には2,800m下の街並みを見下ろし、
後ろを振り返るとオベリスクという、
壮大な360度パノラマが楽しめる絶景。
時々立ち止まって絶景を記憶に収めながら
2座目の観音岳に到着。
標高日本一の富士山と
2位の北岳と3位の間ノ岳が一望できます!
ガスが出やすい午後でも
こんなに綺麗に見渡せるのは珍しいとのこと。
稜線を楽しみながら3座目の薬師岳到着。
かのっちが寝不足と股関節痛で
挫けそうになっているところを
無責任に檄を飛ばして頑張らせてしまったので
この頃にはかのっちが限界に。
2人の落差が激しい、ほんとごめんなさい。
お楽しみはここまで。
青木鉱泉に戻る中道の下りは
最初の半分、御座石くらいまで
岩場のごつごつした急斜面が続き、
細心の注意を払いながら必死に下る。
も、標高が全然減らない…。
この頃には、
「こんなに下ってるのにまだ標高2,000m切ってない、
日暮れまで帰れないかも…。」と思い始める。
そこからかのっちががんばりをみせてペースが上がる。
さすがかのっち、そりゃ御座石も持ち上げられるわー
下りは毎回つまらないし長く感じるものだけど
今回は本当にうんざりするほど長く、
ジグザグの急な下りが延々と続く。
しかし、絶景の滝と壮大なパノラマの稜線歩きを
楽しんだ代償と考えれば仕方がないかと諦めもつく。
ようやく沢の音が聞こえてくる頃にはすでに薄暗く。
コースをショートカットするために
川の中をジャブジャブ歩いて最後までスリル満点笑。
すっかり暗くなった青木鉱泉に到着。
なんとか真っ暗闇になる前には帰れました。
疲労度は40kmの多摩川練くらいかな。
青木鉱泉での入浴は諦め帰路へ。
青木鉱泉からの狭い道では朝より落石が増えていて
拾って退かなければいけない大きさのものも。
拾ってどかせてくれたかのっちによると
パラパラと小石が落ちてきたとのこと。
工事中だったので、事故のない前に
工事の終了を願います。
武田乃郷白山温泉
(HPより)
お湯はぬるめ。
暗くて景色は見えなかったけど月が綺麗でした。
中央道の渋滞も全くなく
22:00くらいに帰ることができました。
充実した本当に長〜い1日でした。
お付き合いいただいた、
くすやまさん、長チン、かのっち、
本当にありがとうございました‼︎
トシ隊長、ナイスなアドバイスと、
ご心配いただいたこと、感謝しかありません。
ありがとうございました♪
最近は山登りがつらく感じてたけど、
自然を楽しみ非日常を楽しむという気持ちを
取り戻せた気がました。