ガングロたまごちゃんのジョグノート

おもに駒沢公園を走っています。10年ぶりのサブ3.5をめざしています。

悶絶鍼と噂の内田治療院を初体験

ギリシャスパルタスロンランナーの安藤ちゃんに紹介していただき、悶絶鍼で名高い内田治療院にて初施術を受けてきました。

場所は十条駅から5分くらいのアーケードのある商店街の2階です。1階にドアがあり細い階段を登るのですが、安藤ちゃんからの話や、多くの方のブログで体験記を読んでいたので、「この階段が帰りには降りることができないことで有名なやつか」と思いながら登りました。

電話で予約したので、QRコードを読み込んで問診票を提出。その際、施術してほしい箇所を入力します。私は左の坐骨神経痛と、右の足底筋の施術を希望。施術は院長先生に担当していただきました。

まずは痛い箇所を自己申告して触診。右の足底から施術することに。ブログでは一番痛い箇所は足底だと書かれていたので、「いきなりか〜」とややビビりながら施術開始!
2〜3本は「おっ、こんなもんか」と思ったのも束の間、ビリビリと痺れるような痛みが走る箇所を捉え始め、そのうち筋肉が痙攣したみたいにビクビク動く箇所もありましたが、概ね「きく〜っ」って程度の痛みでした。息を止めて堪えることはあっても声が出るほどではなかったです。
足首の違和感は申告していなかったのですが、触って硬かったらしく、足首にも打ってもらいました。
右足の施術が終わった時点でいったん立ち上がって足の状態を確認すると、体重を前に乗せても違和感がなくなった感じがしました。

次はおしりの施術に移ります。パンツを半分おろされ、半ケツ状態でおしりに鍼を打たれます。恥ずかしさより気持ち良さが勝ります。どんどん打ち込まれていくと、痛みの核心部分に近づいていく感覚があり、痛みも増していきました。ついに自分の意図しないビクビク反応が出る箇所に行きつき、しばらく息ができない施術が続きました。私はこの類の痛みは我慢できる方なので声はギリ出なかったけど、悶絶して声が出てしまう気持ちはよ〜くわかりました。

約一時間ほどの施術はあっという間に終わり、再び立っておしりの状態をチェック。ガチガチだったおしり周りが柔らかくなっていましたー。
固まっていた筋肉を緩めていただいたせいなのか、左のおしりに力が入らず、すぐには動けませんでした。服を着るのにも一苦労しました。「みんなが歩けなくなるっていうのはこれか〜」と思いましたが、痛くてというよりは、力が入らなくてが正解だと思います。もうゆるゆるで、のっそりとしか歩けない状態で施術室をようやく出て、お会計は7,000円でした。
2〜3回は続けて施術することで、1回につき3割ずつ痛みが取れるイメージとのこと。次回は一週間後を予約しました。
また、2〜3日経った後の状態をメールで報告すると、次の治療計画に活かしていただけるそうです。

内田治療院には5人の先生がいるそうで、隣りではあの弓削田さんが施術を受けていらっしゃいました。カーテン越しに私の施術をしている院長先生とも会話をされていたので、貴重なお話を伺うことができました。先週末のレガシーマラソンで足首を痛めたこと、若い頃は日本選手権への出場経験があること、教師ではなく実業団に入りたかった後悔から走り始めて今に至ったこと、五島列島のマラソン大会が忘れられないのでまた出たいと思っていることなどなど。五島列島のマラソン大会、私も出てみたくなりました!
さすがランナー御用達の治療院ですねー。弓削田さんのさらなるご活躍を応援しています!

帰りは案の定、牛歩のような歩き方しかできません。例の階段も一歩ずつ降りました。十条駅から自宅の最寄り駅までの間で少しは歩けるようになりましたが、まだ痛みが取れた〜という実感はありません。鍼の跡が赤く残る場合もあるそうですが、私は赤くなることはなさそうです。

これまで坐骨神経痛の痛みがある箇所はなるべく刺激せず、その周辺を緩めるよう意識してきましたが、今回痛みのあるおしりの奥の方の筋肉を直接揉んでいるような感覚を得ることができ、私の症状にはこれくらいの荒療法が合っているように思えて、満足度はとても高い治療でした。あとは痛みが消えてくれたら最高なのですが、さていかに。希望が持てるっていいですね。一週間後も楽しみです。

今週末は手賀沼ハーフがあり、今シーズン初のレースになります。その2週間後につくばがあるので、調整レースとしての参加になります。ハーフまでなら気も楽なので、緊張感もあまりありません。打ち上げを楽しみにして、気負わず走ってきます。

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